はっきりと導きがあると感じた出来事

ぶらり散歩中、道を尋ねられる。
行ったことはない場所だが、今いる場所からは近い。

道を尋ねられて行き方を教えたのは自分だけど、
尋ねられた事によって新しい場所を教えられる。

多分迷わず行けるようなルートだったから大丈夫だろうと思い、
その場でお別れしたもののずっと気になっており、後から自分もそこへ向かってみる。

向かう道中もぶらぶら道草。
眺める景色ひとつひとつを楽しむ。

なんだろう。
ものすごく贅沢をしている気持ちだ。

辿り着いた場所は
古くからその場所で祀られている弁天様がいらっしゃる神社。

なるほど。
私はここへ行くように導かれたのか。

境内に入った瞬間から両掌にエネルギーのビリビリを強く感じる。
人は誰もおらず。

静かにご挨拶をしてしばらくその土地で感覚を楽しむ。

そこへ老夫婦が現れる。
軽くご挨拶をしてしばらく境内の様子をぼんやり眺めている。

お爺さんに声をかけられる。

「御神体もご覧になられますよ」

え?
見れないと思っていた。

再度ご挨拶と、お姿を拝見させていただこうとご挨拶をし、
扉の窓から覗かせていただく。

覗いた瞬間に
なんとも言えない衝動といううかエネルギーか。
真っ直ぐこちらをご覧になられているそのお姿は、これまでに想像していた弁天様のお姿とは違うお姿。

そして、なんとも力強く
不動明王様か、軍神かと思えるくらいの勇ましいエネルギーを感じた。

後に詳しく調べてみると、
腕が8本ある弁天様は宇賀弁才天というそうだ。

道を聞かれたり、
お姿を見られますよと教えてもらったり。

ここに辿り着くための意味が確実にあったのだろうという事だけはわかった。

ここまではっきり
これは導かれたと感じたことは久しぶりだった。

これからこちらの弁天様と繋がる事がいいのだと直感で感じた。

 

後からその場所を調べてみると
もっと驚く事が色々と出てきた。

羽田七福いなりめぐりの中にあるのだが、
7つの一つではなく、別格として存在している。

そしてそのとても強いエネルギーを感じたその御神体については、
本尊は江の島本宮巌屋弁財天と同体にして、弘法大師の作なりといへり」と記され神像には830(天長7)年空海作の銘があるとのことだそうだ。

※参考:羽田水神社・玉川弁財天

※参考:穴守稲荷神社-羽田七福いなりめぐり

導かれてた意味をこれからじっくり受け取り感じていこうと思う。